①育てやすい植物のポイント
植物は自生地の環境で育てやすさの難易度が変わってきます。日本は四季があり年間の温度差もあるので、観葉植物を育てるには基本的には室内が好ましいとされてます。
こちらでは、育てやすい植物の特徴のポイントをお伝えいたします。
①育てやすい植物のポイント
植物は自生地の環境で育てやすさの難易度が変わってきます。日本は四季があり年間の温度差もあるので、観葉植物を育てるには基本的には室内が好ましいとされてます。
こちらでは、育てやすい植物の特徴のポイントをお伝えいたします。
01.
観葉植物には「耐陰性・耐寒性・耐暑性」を表した指標を確認しましょう。以下の耐性に強い植物は育てやすい物のポイントになります。
・耐陰性 : 日陰への耐性
・耐寒性 : 寒さへの耐性
・耐暑性 : 暑さへの耐性
尚、自生地の環境を調べ、「乾燥に強い」のか、「湿度が高い」環境を好むかを知る事も重要です。
乾燥に強い植物は水あげの頻度も少なくなるので、手間がかかりません。
02.
植物は生き物なので、絶対に病気にならない、虫がつかないというものは残念ながらありません。
多肉植物・サボテン等「葉が分厚い物」や「丈夫な性質」の植物は抵抗力が強い傾向があります。
尚、「換気」をしっかりする、霧吹きで葉に潤いを与える「葉水」、埃を取り除いておく等の予防も大切です。
03.
購入時に苗の状態をチェックする事も大切です。
葉に虫がついていないか、葉の表だけでなく裏側もチェックしましょう。
葉に張りがあるものを選ぶようにします。 また株を手で触ってみて柔らかい物、グラグラするものも避けるようにしましょう。
②室内での育て方ポイント
育てやすい植物とはいえ、生育環境が整っていないと弱ってきてしまいます。
ちょっとしたポイントを押さえて室内の環境を整えてあげると、植物は元気にすくすく成長してくれます。
01.
日陰が好きな植物も、基本的には日光を必要とするので、明るさは気を付けておきたいポイントです。
夏場は日差しが強く、温度も高くなるので「葉焼け」をしてしまわないようにレースカーテン越しの窓際が良いです。
冬場は昼間の間、窓の近くに置いておくのも良いですが、外気温がとても下がる場合や夜間は冷え込む可能性が高いので、気をつけてください。
02.
植物の耐性により、置き場所を決めてあげるのも良いでしょう。
家の北側、例えば玄関には耐寒性・耐陰性の強い植物が良いとされています。
リビング等は人が集まる事も多く「明るく・暖かい」環境であること、観察もしやすいので、耐陰性・耐寒性が弱い植物でも良いかと思います。
03.
観葉植物の肥料は数種類あります。以下のタイプの異なる肥料を使い分けましょう。
土に混ぜるタイプ・土の表面に置くタイプ・液体のタイプがあります。
植物に必要な成分は「チッソ」「リンサン」「カリウム」の「三大要素」を取り入れましょう
③メンテナンスはどうする?
植物は生き物なので、毎日の観察とメンテナンスが欠かせません。
個体差や室内の環境が異なり、決まった絶対的ルールはないので、あまり悩まず、お持ちの植物と向き合っていく素敵な時間になるといいですね。
01.
土の状態を確認して、土が乾いていればお水やりのタイミングです。
大切にお世話をしたい気持ちから毎日与えてしまいたくなるのですが、水の与えすぎは根腐れを起こし枯れの原因となりますので、土が湿っていればお水は必要ありません。
土の表面は白っぽくなってきたら、鉢底からお水が出るくらい与えてください。
※受け皿に溜まった水は腐りの原因になるので、捨てましょう。
病害虫予防の為、葉を乾燥させない事も大切なので、毎日霧吹き等で葉水を与えるのもよいでしょう。
02.
観葉植物は暖かい地方の原産であることが多いので、寒さには弱いです。
特に冬場は10℃以下になってしまうと枯れてしまう可能性が高くなります。
夏場は室内が蒸れて熱くなりすぎてしまう事があるので、窓をあけたり、扇風機を回したりと室内の空気を循環させてあげましょう。
得に梅雨の時期はカビが発生する可能性が高くなるので、換気には注意が必要です。
※エアコンの風が直接当たるところへの設置は過度の乾燥を受ける可能性があるので避けましょう。
03.
日々の生活で棚や床に埃が溜まるのと同様で植物にも汚れがついてしまいます。
葉にかぶった埃や汚れは植物の呼吸や光合成の妨げになってしまいます。その為に植物が弱ってしまう事もあり、病気や害虫の発生を誘発してしまいます。
そこで、霧吹きで葉水をして汚れをおとしてあげたり、柔らかいタオルで葉の表面を拭いてあげると良いです。
④育てやすいおすすめ植物
数多く観葉植物はありますが、その中で初心者でも比較的育てやすい植物をご紹介します。
お気に入りの植物が見つかると、毎日小さな変化を見せてくれる植物がより一層可愛く思えます。
01.
科名:アオイ科
属名:パキラ属
原産地:ブラジル
【特徴】
パキラは手のひらを広げたような葉で、爽やかなグリーンが素敵な日本でもポピュラーな観葉植物です。自生地では数十メートルにも大きく成長します。成長期にはぐんぐん育ち、新芽をたくさんだします。葉は柔らかいので、日が強い時期は直射日光に当たると葉焼けしてしまうので、注意が必要です。
02.
科名:クワ科
属名:フィカス属
原産地:熱帯アフリカ
【特徴】
大きなハート形の葉が特徴で、柔らかい黄緑色をしています。成長が早く、再生力があるので成長も早く葉が落ちても春には新しい芽を出します。 初心者には心強いですね。耐暑性はありますが、耐寒性は弱いので、レース越しの窓辺で直射日光が当たらない場所を好みます。
03.
科目:クワ科
属名:フィカス属
原産国:熱帯アフリカ
【特徴】
大きい波打つ葉が魅力的で、性質はしっかりしており、強健なので初心者の方にもおすすめです。 「柏餅」で知られるカシワの葉に似ていることから「カシワバゴム」とも呼ばれています。
04.
科名:クワ科
属名:フィカス属
原産地:東南アジア
【特徴】
ゴムの木の仲間で、黄色い斑入りの大きな艶やかな葉が特徴の植物です。 ラテン語では「最も背が高い」という意味がおるそうで、原産地では大きく成長するようです。 樹液でかぶれる事が稀にあるので、特にラテックスアレルギーの方は手袋をつけて剪定等をすると安心です。
05.
科名:チャセンシダ科
属名:チャセンシダ属
原産地:アジア、太平洋諸島
【特徴】
主に熱帯~亜熱帯地域に多く分布しているシダ植物で、約700種があると言われていいます。海藻の様な艶やかな葉が特徴です。耐陰性が強いため、直射日光に当てないように注意が必要です。
06.
科名:サトイモ科
属名:ハブカズラ属
原産地:東南アジア熱帯雨林地帯
【特徴】
ポトスはつる性の植物で艶やかなグリーンや鮮やかライムグリーンの美しい葉が特徴です。 耐寒性は弱く、耐暑性は強いです。半日陰で風通しの良い場所で育てるようにしましょう。 吊鉢に設置すると緑のカーテンの様に下に垂れ下がる性質がありますが、 「登板性」を利用して支柱等に絡めると上に上っては成長していきます。
07.
科目:ヤシ科
属名:ラピス属
原産国:中国南部
【特徴】
耐寒性や耐陰性にも強く、育てやすく丈夫な観葉植物です。
常緑で四季を通じて緑の葉を楽しむことができます。ヤシ科ではありますが、細い葉が竹に似ており、漢字では「棕櫚竹」と書きます。
08.
科名:キジカクシ科
属名:サンスベリア属
原産地:アフリカ、アジアの熱帯、亜熱帯の乾燥地帯
【特徴】
葉は多肉で単色の緑色や縞模様になっているものがあります。
乾燥に強く、多肉植物として扱われています。直射日光をさけた日当たりの良い場所か、明るい日陰で管理するようにしましょう。
国内で最もポピュラーな種類は、「トラノオ」とも呼ばれるサンセベリア・トリファスキアタという品種です。
09.
科名:サトイモ科
属名:モンステラ属
原産地:熱帯アメリカ
【特徴】
最もポピュラーな観葉植物といっても過言ではないモンステラは切れ目の入った大きなハート形の葉です。茎から足の様な気根(きこん)がでて独特な形に成長するのもモンステラの特徴のひとつです。寒さには弱いですが、耐暑性、耐陰性が強いので室内で育てるには最適です。
私たち株式会社メグラスは植物業界で長年経験を積み、専門性を高めてきた一流のGreenerが集う少数精鋭の会社です。
そんな私たちだからこそできる「常に進化する空間デザインを」というコンセプトで、本質的なサービスを提供し、業界の新しい基準をつくりあげます。
植物や装飾についてお困りの際はお気軽にご相談ください。
会社名 | 株式会社メグラス |
---|---|
住所 | 〒107-0062 東京都港区南青山4丁目13-9 クレセントヒルズ 1F Google MAPで確認する |
電話番号 | 03-5544-8636 |
ホームページ | https://megrass.co.jp/ |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 日,土,祝 |